不動産を購入する人に「諸費用はどのくらいかかりますか?」を一番最初に言われます。
諸費用のご説明をさせていただきます。
物件価格2,000万円の新築住宅の場合
登記費用(所有権移転・保存登記・抵当権設定)
所有権移転登記費用
物件を引渡すと、法務局に所有者の変更をするために、所有権移転登記をいたします。この登記は司法書士に依頼します。司法書士の報酬額と登録免許税という税金を払います。
保存登記費用
新築の建物を所有した時に必要な登記です。
抵当権設定費用
抵当権とは、住宅ローンの借入れをしたその物件に担保として設定するためのものです。
借入金額×0.4%ですので、2000万円借入の場合は8万円となります。
住宅用家屋の軽減税率もあります。
上記の合計概算250,000円①
表示登記費用
新築の建物を購入した場合にかかる費用です。新築の建物は登記をしてありません。その登記簿を新たに開設して表題部を設けるための登記をいいます。土地家屋調査士に依頼をします。
概算100,000円②
固定資産税・都市計画税 精算金
固定資産税・都市計画税はその年の1月1日の所有者に支払い義務があり、支払通知がその所有者に行きます。例えば、6月1日に引渡しだとすると1月1日~5月31日までの分が売主の負担、6月1日~12月31日までの分が買主負担となります。その年の固定資産税・都市計画税を365日で割り,日割精算をし、引渡しの時にそのお金を売主に支払い売主はそのお金を市に支払っていただきます。物件ごと、引渡日によって金額がかなり左右されますのでいつも概算で50,000円にしています。
概算50,000円③
銀行 保証会社保証料
住宅ローンを借りると保証会社の保証料がかかります。住宅ローンは連帯保証人が必要ありません。連帯保証人が要らない代わりに保証会社が保証人の代わりになります。その保証人になる代わりの保証料ということです。住宅ローンの審査は厳しいですが、銀行が審査するのではなくこの保証会社が審査をいたします。保証人になる訳ですから審査は厳しくなるのは当たり前ですね。
保証料の金額ですが、借入金額×2%になります。(銀行によって違います。)
概算400,000円(お借入が2,000万円の場合)④
銀行 事務手数料
住宅ローンの手続きの銀行に支払う事務手数料になります。(銀行によって異なります)
概算32,500円⑤
銀行 契約書印紙代
住宅ローンの契約書に貼付する印紙代です。
概算20,400円⑥
仲介手数料
不動産会社にお支払いする仲介手数料です。
物件が2,000万円の場合 2,000万円×3%+6万円+消費税=726,000円
726,000円⑦
高崎不動産の場合 新築一戸建て、一部中古住宅は仲介手数料無料になります。
火災保険料
家を購入した時に、火災保険に加入します。月払いもできますが、一括で(最長10年、地震保険は5年)加入した方が安いのでほとんどの方が一括で加入します。この火災保険料も住宅ローンで借入できます。ここ近年は自然災害が多いため、保険料の金額が上がっています。加入する内容にもよりますが250,000円~300,000円になります。
概算300,000円⑧
不動産売買契約書 印紙代
不動産の売買契約書には印紙税がかかります。2,000万円の物件の場合で10,000円です。
10,000円⑨
諸経費合計
①登記費用 250,000円
②表示登記費用 100,000円
③固定資産税・都市計画税精算金 50,000円
④銀行保証会社保証料 400,000円
⑤銀行事務手数料 32,500円
⑥銀行契約書印紙代 20,400円
⑦仲介手数料 726,000円
⑧火災保険料 300,000円
⑨不動産売買契約書印紙代 10,000円
合計金額 1,888,900円
合計すると結構かかるのですね。これが最低限にかかる金額ですので、これにオプション工事など(新築は網戸、カーテンレール、テレビアンテナが付いていませんので、オプション工事で付けます。約30万円)を付けるともっと金額がいってしまいます。銀行の住宅ローンでしたら、オプション工事もお借入れができますのでご安心ください。
高崎不動産では、仲介手数料無料になりますので
上記の仲介手数料726,000円が 0円になります。
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