すまい給付金って名前は聞いたことがあると思いますが、詳細がわからない?という人も多いと思います。これから新築住宅や中古住宅を購入する人にとっては、とてもお得な情報です。最大で50万円お金がもらえますのでご説明させていただきます。
家を買うとお金がもらえる すまい給付金とは
すまい給付金は、消費税率引き上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設された制度です。
給付額は住宅の価格には関係なく、収入(都道府県民税の所得割額)ごとに定められた「給付基礎額」と、登記上の不動産所有権の割合である「持分割合」によって決定します。ただし、その住宅に居住している人のみが対象となります。
すまい給付金は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するためにできた国の制度です。消費税引上げ後の消費税率が適用される住宅を取得する場合、引上げによる負担を軽減するため現金を給付致します。所得(額面収入ではなく、都道府県民税の所得割額に基づいて給付基礎額を算出します)にもよりますが、最大で50万円ももらえるのです。期限は平成26年4月から令和3年12月までです。すまい給付金を受け取るためには、給付申請書を作成し、確認書類を添付して申請することが必要になります。
すまい給付金の対象者
購入者に関する要件
・購入した住宅の所有者である(不動産登記上の持分を保有)
・購入した住宅の居住者である(住民票で居住が確認できること)
・収入が一定以下である
・住宅ローンを利用している(金融機関からの借入れ5年以上)
※50歳以上の人は現金でも可
購入する住宅に関する要件
・引き上げ後の消費税が適用されている
・床面積が50㎡以上である
・住宅の品質についての第三者機関の検査を受けている
※新築なら、住宅瑕疵担保責任保険に加入or建設住宅性能表示制度を利用
※中古なら、不動産会社が売主であること。既存住宅売買瑕疵保険に加入
or既存住宅性能表示制度を利用
すまい給付金の金額
すまい給付金でもらえる額は、下の図表のように年収に応じて10万円から50万円までの5段階に区分されています。年収が低いほど給付額が大きくなり、年収450万円以下なら給付額は最大の50万円です。
ただし、実際のすまい給付金の給付額は、都道府県民税の所得割額に基づいて決定されます。
年収 | 都道府県税の所得割額 | 給付基礎額 |
~450万円 | ~7.60万円 | 50万円 |
450万円超~ 525万円 | 7.60万円超~9.79万円 | 40万円 |
525万円超~ 600万円 | 9.79万円超~11.90万円 | 30万円 |
600万円超~ 675万円 | 11.90万円超~14.06万円 | 20万円 |
675万円超~ 775万円 | 14.06万円超~17.26万円 | 10万円 |
すまい給付金 どうすればもらえる?
給付申請書の手続きが必要になります。
申請に必要な書類
・購入した場所の住民票の写し(引越し後の住所)
・個人住民税の課税証明書
・購入した建物の登記事項証明書・謄本
・住宅の不動産売買契約書または工事請負契約書
・住宅ローンの金銭消費貸借契約書
申請書類はすまい給付金のホームページから取得できます。申請は申請窓口に持参またはすまい給付金事務局へ郵送申請も可能です。
高崎不動産では、すまい給付金の手続きもアフターサービスとしてお客様のかわりに申請いたします。
マイホームを購入予定のお客様は、すまい給付金を申請して給付金をいただきましょう。
コメント