住宅ローンにはどこの銀行でもフラット35でも繰り上げ返済ができます。お金に余裕ができた時に好きな金額を返済できるのです。返済したお金は元金に充当されるので、その分の利息も減らせることになります。不動産を購入する前に繰り上げ返済のことを勉強しておきましょう。
住宅ローンの繰り上げ返済とは
毎月返済している返済額の他に、まとまったお金ができたら返済ができることです。
以前は繰り上げ返済手数料がかかりましたが、最近ではネットで手続きをすれば
手数料無料で繰り上げ返済ができるようになってきました。
銀行によっても内容が違いますので借入する前に銀行に確認してみてください。
繰り上げ返済したお金は元本の返済に充当されるため、元本が減ると利息も減ります。
繰り上げ返済をするときは
「毎月の返済額を減らす」タイプと「借入年数を減らす」
のどちらかを選べます。
2種類の返済方法
繰り上げ返済をすると元本が減りますが、元本以外に目に見える何がどのように減ってい
くのか、減っていくものを2種類どちらか選べるのです。
毎月の返済額を減らすタイプ
例)月々60,000円だったのが月々58,000円になります。
・生活設計のなかで、これからお子さんの進学でお金がかかる場合。
・住宅ローンは家計のなかでも大きくウェイトを占めるので少しでも低くしたい場合。
・住宅ローンの金利は安いので、借入年数はこのままでいいという方。
上記の方は毎月の返済額を減らすタイプがおすすめです。
借入年数を減らすタイプ
例)35年返済だったのが33年に短縮されます。
・定年退職や老後の事を考えて借入年数を減らしたい場合。
・住宅ローンのプレッシャーから早く解放されたいという方。
上記の方は借入年数を減らすタイプがおすすめです。
まとめ
繰り上げ返済しないほうがいい場合もあります。
200万円貯まって、丁度車を買い替える予定があった場合は200万円を車の購入に
まわした方が間違いなくいいです。
住宅ローンはどのローンよりも金利が安いので新しく車のローンを組んだら損をします。
借入年数が元々少ない場合で借入年数を短くすると住宅ローン控除が適用
されなくなる場合もあるので注意しましょう。
あと、住宅ローンを借りる銀行には事前に繰り上げ返済手数料が無料かどうかも
確認しておきましょう!
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