売却を検討するのに売却金額がポイントになります。プロの不動産会社に相談すると思いますが、査定書というのは、不動産会社によって色々です。紙切れ一枚の査定書、何十枚もの査定書だったりもします。あと、依頼する方法で金額の違いもでてきますので、不動産の査定の依頼方法等をご説明させていただきます。
査定の依頼方法
査定の方法も色々あります。ひと昔前は、不動産会社へ行き対面し話を
進めていきました。
最近では、とりあえず査定額を知りたいと、インターネットの売却一括査定
などを利用している人も多いかと思います。
インターネットの売却一括査定による査定
ポータルサイトの「イエウール」「リビンマッチ」「ホームフォーユー」等の
売却一括査定による査定依頼の方法です。
一括査定の問い合わせををすると3~5社ほどの査定依頼ができます。
(件数は売主様で決めます)
そうすると、一斉に不動産会社に連絡がいき、今度は不動産会社が売主様へ
連絡をします。売主様が気にならなければいいのですが、電話やメールが
沢山来て嫌だと言ってる人もいます。
一気に3~5社から査定書をみて検討できるところがいいところなんですが・・・
最近の傾向を見ていていいとは言えないと思うところがあります。
不動産会社の競争が激しすぎて査定金額をつり上げて依頼を受けようしているからです。
依頼を受けて、売れなければ値段を下げてもらうというやり方です。
査定金額って本来売れるであろう金額を提示すべきなのですが、
今は、高額にしてとりあえず物件を預かろうっていう査定金額になっています。
結果として売主様の為になってないんですよね。
不動産会社に相談に行く
不動産会社に相談に行くのが一般的です。
ただ最近は、来店ではなく電話相談、メール相談も多くなりました。
知らない不動産会社に行くのは勇気がいるでしょうから、まずは電話で
電話の対応が良さそうなら相談しに行こうという感じだと思います。
高崎不動産には、仕事にならない相談(トラブルですね)も結構来ます。
仕事にならなくても、頼って来ていただいてるのでお役にたてれば
そちらは大歓迎ですし嬉しい限りですので、自分でもスタッフでも何でもお気軽に
ご連絡ください。
査定の種類
簡易査定(机上査定)
簡易査定とは、現地を見ないで数字のみ(土地の㎡数、建物の㎡、築年数)
近隣相場を調べて査定金額をだす査定書になります。
まずは相場を知りたい人、訪問査定の前に知っておきたい人などは、簡易査定を
おすすめします。
訪問査定
訪問査定とは、現地を見させていただき建物であれば家の中も内覧させていただき
査定する方法です。この訪問査定のほうが、現実的な金額が出てきますので
真剣に売却を考えている人は訪問査定の方がいいでしょう。
高崎不動産の場合ですが、訪問査定の依頼の場合は物件の調査もいたします。
物件の調査とは、市役所での道路の接道状況、上下水道などの引込状況、再建築可か
どうかなどの建築基準法、都市計画法も調べてきます。こちらを調べないと正式な
売却金額はでてきません。この調査で売買価格は左右されますので。
買取査定
買取査定は、大体の売主様が「買取査定も一応お願いします」と言います。
ただし、買取金額は一般販売価格の60%前後になりますのであまりおすすめ
していません。
買取をして、販売できる状態にし(土地でしたら造成、上下水道の引込
建物でしたらリフォーム)そのうえで、利益ものせますので買取金額は
安くなります。
売る場所が人気で、売り物も出てこないところで、急ぎの場合は喜んで
買取りますが
人気があって、売り物がでてこないところは、高く売れます
ので仲介のほうがいいですよと伝えます。
まとめ
「住めば都」と良くいいますが、依頼いただいた場所が正直そんなによくない所でも
住んでいる人は「いい所」だといいます。住めばなんですが、住んでない状態の
人に販売しないといけないので、査定書が安かったりするとガッカリされることが
あります。
自分の住んでいるところは少し田舎で閑静なところなのですが
やはり「住めば都」でいい所だと思っています。
他の人からすると不便なところと思われているんだろうなあと感じますね。
住んでない物件を売りたい人のほうが、金額には納得してくださります。
不動産は同じなものがありませんので、比較対象ができませんので
査定金額って難しいですね。
相場も大事ですが、売主様の事情というのもありますので
高崎不動産ではそちらを尊重して売却金額の話をさせていただいて
います。
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