購入前に知っておこう!! 新築一戸建ての維持費は?

新築の維持費はいくらかかるの? 不動産豆知識

新築の建売、中古住宅、土地を購入して注文住宅を建てる場合、年間の維持費がいくらかかるのか不安な人が多いと思います。購入前に知っておけば安心して夢のマイホームを探せるはずです。

一戸建てに維持費がかかるの?

一戸建てはマンションと違って修繕積立金も管理費も必要ないから、維持費はかからないと思いますが

税金
土地建物の固定資産税、場所によっては都市計画税が毎年支払い義務があります。

保険料
新築を購入する時に火災保険、地震保険、家財保険に万が一のために加入します。

修繕費
新築購入の場合はすぐに修繕費はかかりませんが、年数が経過すると外壁や屋根、水回り、シロアリ防蟻工事などの費用がかかります。

がかかります。税金から説明いたします。

税金  固定資産税・都市計画税

固定資産税
新築一戸建て、中古一戸建て、マンション、中古マンションに限らず、マイホームを購入したら固定資産税というものが土地、建物に毎年かかってきます。 その他アパートや倉庫、田や畑、山林など不動産を所有していると毎年納付する必要があるのです。 この固定資産税とは市町村が課税しており「各自治体が定めた土地や建物を評価した金額」のことで、所在地や形状、大きさ、建物の材質などによって評価も違ってきます。

毎年4月~に市町村から送られてくる通知に納付期限が記載されています。年4回に分けて支払うことが一般的で、第1期~第4期の各期限までに納付します。(一括で支払いも可)

固定資産税の計算式は、固定資産税評価額×1.4%=固定資産税額 になります。

固定資産税の軽減措置というものがあります。
新築住宅であれば、建物に関しては3年または5年間は床面積120㎡までの部分の税額が1/2になります。土地に関しては固定資産税評価額200㎡まで1/6、200㎡を超える部分は1/3に軽減されます。

都市計画税
都市計画税は、都市計画事業や都市区画整備事業の費用に充てる税金となるため、都市計画法による市街化区域内に所在する土地と建物が課税対象です。固定資産税と同時に支払うことになります。

都市計画税の計算方法は、固定資産税評価額×0.3%=都市計画税 になります。

市街化区域以外の地域であれば都市計画税はかかりません。

場所と土地の形状、建物の大きさにもよりますが年間10~12万円かかります。

保険  

火災保険
火災保険には風災や落雷、水災などプランによって対象となります。プランのグレードを上げることによって、破損、盗難など事故の範囲を広げることができます。

地震保険
火災保険のオプションとして付ける保険です。

家財保険
火災保険のオプションとして付ける保険です。 大切な家財などの損害を補償してもらうことができます。

新築購入時などに10年(最長10年、地震は5年)で火災、地震、家財も入れて約20~25万円になります。

火事に備える火災保険

修繕費

新築の一戸建てなら当分は必要ありませんが、最初に必要なのがシロアリ防蟻工事でしょうか?その後は築10年を過ぎたころから徐々に修繕が必要になっていきます。
10年~15年経つと外壁塗装や屋根塗装のメンテナンス工事。外壁塗装で60~80万円。屋根塗装で80~100万円かかります。他にも水回りのキッチン、お風呂、洗面台などの工事も必要になってくるでしょう。

以上が最低限かかる維持費になります。購入後には、カーポートや外構費、ウッドデッキ等、新しい家具や家電も必要になってきますので、無理のない資金計画を立ててください。

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この記事を書いた人
株式会社高崎不動産  喜多本 博

不動産を売る人、買う人は不安な事ばかりです。不動産のプロとしてお客様にとってプラスになる適切なアドバイスをできるよう心がけています。唯一無二の不動産、色んなトラブルが付き物ですが一つ一つクリアし問題解決のお手伝いをしています。新築住宅購入のお客様は仲介手数料無料のサービス、購入後の手続きも当社で行いますので、満足と安心の取引をさせていただいております。

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