新築の建売は建物が完成してますので、室内を内覧して住むイメージもできますので、購入の判断がとても決めやすいです。特に値下がりした物件はお得感がありますので、すぐに決める人も多いです。ただし、それでも中々購入できない人がいます。そんな人の共通点をお話させていただきます。
理想が高すぎで妥協もしない
高い買い物だからといって、理想が高すぎ、全てにおいて妥協しない、現実とのギャップを中々埋めることができません。新築の建売住宅は、ローコストにするために間取りも決まっています。仕様設備も決まっています。金額が安い分、間取り、設備も妥協は必要です。
内覧していて、こういう人には必ずお話しするのですが、ご納得いかない場合は土地を購入してご希望の間取りにして好きな設備を使用できる注文住宅にした方がいいですよとお話しています。
悩む
購入するのが不安な為、色んな情報をインターネットで探して、情報収集し過ぎてどれが本当でどれが嘘かわからなくなってしまい、何を買っていいかもわからなくなってしまう。
インターネットで建売の情報を調べると、特に飯田グループですが、評判の悪いことも沢山書かれています。飯田グループ全部で年間46,000棟を販売していますので、建築業界はクレーム産業と言われてるだけあって、その中には何かしらトラブルはあると思います。大手の住宅メーカーでもあるのですから。
疑うばかりで、不動産業者との信頼関係が築けない
不安が先に走ってしまい、何を言っても疑いながら話を聞いてます。不動産業者もお客様の立場に立って(そうでない業者もいますが)お話をしてますが、信用されないと不動産業者も人間ですから、そういうお客様に対しては、足が遠のいてしまいます。
購入判断を親や親族に依存する
親や親族に購入判断をしていただくと、価値観の違いもありますので反対する人もいます。そんな親に限って無理難題を言ってきたりします。ご本人達は困ってそうこうしている内に他のお客様が購入してしまいます。ご本人達は買う判断をしておけばよかったと後悔します。
まとめ
不動産の新築の建売住宅は、高額な為一生に1度か2度の買い物ですから不安ばかりだと思います。
以前、値下がりしたばかりの新築の建売を内覧していただき、資金計画を説明して、それなら買えます!ということでその場で購入を決めていただきました。その夕方にご契約をしていただきました。ご本人達もホッとして喜んでいました。しかし、次の日に解約したいと言ってきました。なぜですか?と聞くと支払いができるか不安になりました。と言いました。元々私の営業スタイルは強引な営業は一切せず、決めていただくのはお客様ですから、今回もご納得していただき契約までとなりました。不安になるのはわかるのですが、勿体ないという言葉しか見つかりませんでした。
そのお客様は2年後にたまたま新築現場でばったり会いました。新築の内覧をしていました。その案内していた不動産業者と半年後に会ったら、まだあの時のお客様は購入してないですよ。と言っていました。
不安はわかるのですが、不動産の購入はご本人の気持ち次第で、大変な苦い買い物にもなりますし、満足した買い物にもなります。新築の建売は特に慎重になりすぎるのも良いとは言えませんね。
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