不動産を購入する時に流れを理解しておくと引渡しまでスムーズに行えます。
新築住宅の場合でご説明いたします。
ステップ1 お申込み
物件が決まったらお申込みです。買付証明書という書類に住所と名前を記入します。
あと、購入するにあたり条件も記入します。値引き交渉の時もこの時に希望金額も書きます。
土地の売買の時などは、境界確定測量を売主負担とか、解体更地渡しとか等希望も書いたりします。
ステップ2 住宅ローン事前審査
お申込みをしたら、住宅ローンの事前審査をします。他の物件で事前審査をして承認されている人は土地建物売買契約を先にする場合もあります。最近の銀行の事前審査はインターネットでお申込みができるようになったので非常に便利です。事前審査に必要な書類は申込人の運転免許証と保険証と昨年の源泉徴収票になります。
高崎不動産ではお客様の代わりに書類の提出をいたしますので、時間の無いお客様も安心してお申し込みください。責任を持ってお手伝いをさせていただきます。お客様の内容(職種、勤続年数、年齢、年収)などによって、どこの銀行に持っていけばよいか、もしくはフラット35にした方がいいかもアドバイスさせていただきます。
ステップ3 土地建物売買契約
住宅ローンの事前審査が通ったら、土地建物の売買契約を行います。場所は不動産会社の事務所で行う事が多いです。契約にお持ちいただくものは、手付金と印紙代と印鑑(認印でもOKです)と本人確認の為の運転免許証です。
契約書に署名、捺印をいただく前に、重要事項説明書と契約書を読み上げます。重要事項説明書は宅地建物取引士が読み上げ(説明)ないといけません。
重要事項説明書とは購入する物件の都市計画法、建築基準法、道路の接道状況、水道管の埋設状況、下水道管の埋設状況、電気、ガス、埋蔵文化財など、その物件に関する事細かいことを説明いたします。その後に契約書を読み上げ、ご納得をしていただき記名、捺印をしていただきます。
手付金とは契約する際に払う内金の事です。手付金の額は最近は少なくなっており、物件価格の10%、2,000万円の物件でしたら20万円ぐらいです。売主によっては30万円以上、50万円以上の場合もあります。
あと、必ず「ローン特約付き」という契約になります。ローン特約付きとは本審査でローンの承認がおりなかった場合はこの契約は白紙になりますよという事なんです。白紙という事はお支払いしてある手付金も戻ってきます。契約書に印紙を貼ってしまってますが、税務署に契約者本人が行って手続きを行えばお金も戻ってきます。
ステップ4 住宅ローン本審査
契約が終わったら、住宅ローンの本審査を行います。契約済の契約書と重要事項説明書などの写しも提出いたします。住民票や印鑑証明書、所得証明書も必要書類になります。申込をして混み具合にもよりますが、4日~6日ぐらいで結果がでてきます。事前審査で承認されているので問題ないのですが、この待っている間が嫌ですよね。銀行の住宅ローンで事前審査は承認されたけど、本審査で否決になったことは一度もありません。フラット35ではありえるんですね。事前審査は承認、本審査は否決。本当に気の毒です。事前で通ってハイテンションになって、本審査で落とされる。いつも思いますけど、じゃあ事前審査は何のための承認だったの?と言いたくなります。事前審査から審査をしっかりしていただきたいものです。
本審査の承認後に、建物の表示登記を致します。現時点で建物の登記はしてありません。その建物の登記をするための登記、構造、床面積、建築年数などの表題部を登記します。
ステップ5 金銭消費貸借契約
本審査が承認されると次は銀行とお客様のご契約で、金銭消費貸借契約を結びます。この時までには新しく住む住所に住民票を移動してもらいます。ここまで進めば引き渡しまでもうすぐです。金銭消費貸借契約を終えてから、なか2~3日を空けてから引渡しが可能となります。(銀行によって違います)
ステップ6 残代金決済 物件の引渡し
最後に決済をします。決済の時は売主、買主、不動産仲介業者、司法書士も立ち会います。場所は借入先の銀行で行われ、売主の口座へ振り込みをしますので、振込みをして振込みをしたことを確認できる時間帯に決済をいたします。
司法書士が買主、売主の本人確認をして、登記識別情報(昔の権利証)も確認し司法書士が準備した書類に記名、捺印をした後に、残代金の振込みを致します。その時に残代金のほかに、固定資産税・都市計画税の精算金のお支払いもします。あと、仲介手数料と司法書士のお支払いもします。家の鍵、家の設備の取扱説明書、その他書類もその時に渡されます。これで決済が終わり、晴れて新築の家を購入したことになりました。
物件を決めてから引き渡しまで約1ヶ月かかります。
高崎不動産では、新築の建売は仲介手数料無料です。0円ということです。
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